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一年の始まりは住まいの「顔」を整える

2024年も残り1か月。年末の大掃除の前に「このままだとまずはお片づけに追われそう」という方、

それでも大丈夫! 今回はぜひこのブログを見て、少しずつお片づけを進めてみてはいかがでしょうか。

では、始めにどこを片づけるか。

あっちもこっちも気になって決められない!という場合、まず玄関をキレイにしてみましょう。

■見えないところも整える

玄関は言わば住まいの『顔』。住んでいる人にとってはほぼ通過するだけの空間でも、

訪れる人にとっては玄関の印象が住まいの印象を左右します。

印象をよくするためには表面的にキレイにするだけでなく見えない所も整えることが必要です。

まずは『気づくこと』が大事。

玄関を構成する要素は三和土(たたき)、靴箱が基本。たったこれだけです。

この小さな空間をどう整えるかは『お客さま目線』になって見るのがポイントとなります。

扉を開けて入った時の眺めがごちゃごちゃしていませんか?

三和土に家族の人数以上の靴が出しっぱなしになっていませんか?

三和土に常に靴が出しっぱなしなのはその靴が戻るスペースが確保されていないことが原因。

その靴を戻すべき場所にはほとんどの場合使っていない靴や物が入っています。

まずは靴箱の中身を全部出して並べてみましょう。

 

■グループごとに見直し

靴は『人別』に、靴以外の物は『目的別』に分けます。

そして『人別』に分けた靴をさらに『使う時期』で分けると

・オンシーズンもの
・オフシーズンもの
・冠婚葬祭用

といったグループができます。

これを、整理にかけられる時間に応じてグループ毎に見直していきましょう。

まずチェックするとよいのがオンシーズンもの。

最近履いていなかった靴は中敷きやかかとを見てください。すぐに履ける状態でしょうか?

また、好みが変わって『履きたい靴』ではなくなっていませんか?

お気に入りの靴ほどお手入れをして、いつでも気持ちよく履いていけるようにしておきましょう。

オフシーズンものも同様にチェックします。冠婚葬祭用のものは出番が少ないだけに、

いざ使おうと思うと劣化していたりするもの。

いつ使うかわからないものほどいつでも使えるようにしておきます。

■あると便利なものは玄関に

荷物受取用のハンコやペン、荷物を玄関で開けるためのハサミなどもあると便利。

出がけに「あ、忘れた!」となりやすいハンカチやティッシュペーパーも、

一部置いておくとわざわざ靴を脱いで取りに行かなくてよいので助かります。

 

全部出した時にお掃除すれば、靴箱のこもった空気が入れ替わるので玄関全体の空気もよくなります。

『帰りたくなる家』にするには、玄関から気持ちいい空間に!