一般的なLDKを中心としたよくあるマンションの一室。

特に珍しい間取りでもないのに、なぜだかその個性に魅かれ、強く印象に残る空間ってありますよね。

今回ご紹介するリノベーション事例もそんな印象的な住まい。

まずは、写真から伝わってくるやわらかな床の木の質感にご注目を。

同じ素材で立ち上がるナチュラルテイストのキッチンのボードに、その後ろにはアクセントとなる大きなブラックの壁面。

キッチンの壁に貼られた清潔感のある白いタイルは、そのサイズ感と目地の太さで、たしかな存在感を示しています。

自転車やアウトドアを趣味とするご主人の希望で、玄関横の洋室を広々とした土間に変更。

多少汚れても気兼ねなく使え、なおかつ土間の横にはオープンタイプのシューズクロークもあるので、靴や衣類だけでなく、アウトドアグッズやスポーツ用品までダイナミックに収納できるようになっています。

ベッドルームから直行できるキッチンや玄関土間とリビングの両方からアクセスできる洗面室など、間取りに回遊性を持たせていることもリノベーションのポイント。

動き回るのが楽で、使い勝手は想像以上に良くなりました。

現実的な暮らしやすい住まいとは、シンプルな構造に、丁寧でたしかな素材選びを組み合わせたものかもしれません。

ワンパターンになりがちなマンションの間取りも、リノベーションならあなたの暮らしにぴったりフィットするフレキシブルな住まいが実現できます。