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【リノベーション事例】視線の移り変わりを意識して様々なところにアクセントをちりばめた家
2018-12-13
住まいは、部屋それぞれ分けられていたとしても、一つの建築物。
名月住建は、その中で、各部屋に異なる表情をもたせながらも、住まい全体のテーマに従って連続性を維持することで、調和のとれた落ち着きのある住まいができると考えています。
建築の世界では、こうした連続性を表す「シークエンス」という考え方があります。
これは、”移動することで変化していく景色”を意味しています。
住まいでこのシークエンスを考えたときには、玄関から入りリビングや各部屋にいたるまで、目に留まるようなポイントが変化していき、それによってその次にあらわれる空間にメリハリが生まれたりします。
例えば・・・
玄関を通って、2階へと上がっていく階段の壁。
単調になりがちな階段の壁には、木材を縦横に並べで表情を持たせました。
キッチンは、キャビネットがなく、流し台とコンロだけのすっきりシンプルなもの。
これもひとつのアクセントとして、空間に個性を演出しています。
リビングの天井には、床材と同じ木材をリビングから洋室へと大きく開かれた開口に向かって一方向にずらりと並べて、視線を誘導。
意匠性の高い天井と無垢の床が、温もりを空間に与えてくれます。
この物件は、ひとつの住まいとして一貫したテーマを持ちながらも、視線の移り変わりを意識して様々なところにアクセントをちりばめています。
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